サングリアというキーワードを聞いたことがありますか。
今まで聞いたことのない新しいキーワードだったので特に気にかかりました。
自宅に余っているワインの有効活用というのが話題になってきています。
そこで利用されるのがフルーツです。
さまざまなフルーツを活用して、余っているワインと混ぜ合わせて美味しくいただくという手段です。
難しそうに見えますが、これは梅酒と同じようなものであると考えれば簡単ではないでしょうか。
自分の家に残っているフルーツとワインを組み合わせて色々なレシピを試してみました。
これだけは実際に試してみないと、美味しいかどうか全く分かりません。
それがサングリアの魅力ということでもあります。
ワインとフルーツのミックスを完璧にできた場合には、信じられない位の衝撃的な美味しいお味を楽しむこともできます。
まず冷蔵庫の中を見渡して気になったのが真っ赤なイチゴです。
このままでは腐らせてしまばかりですから、白ワインと組み合わせてみることにしました。
それには理由があります。
白ワインの白とイチゴの赤色がベストマッチであるからです。
完成したサングリアは美しいピンク色に生まれ変わりました。
冷蔵庫で十分に冷やしたものをいただくと、それはまさに天国のお味がしました。
2番目のレシピとして考えたのがパイナップルの利用です。
こちらも白ワインと合わせることにしました。
白ワインと合わせる事によって、パイナップルの黄色い色が、ひときわ、際立つからです。
そればかりではありません。
パイナップルからしみ出した甘酸っぱさが、白ワインに溶け出して、得も言われぬ味わいとなりました。
これから日本は暑い夏の盛りを迎えますが、夏の暑さは予想以上に厳しいものです。
このような時に、自宅にパイナップルのサングリアがあったとすればどうでしょうか。
自宅にたどり着いてそれを一口飲んだだけで、疲れが吹っ飛んでしまうこと請け合いです。
それからもう一つのフルーツの有効利用を考えました。
3番目のレシピは自宅のレモンを活用するということです。
レモンを薄切りにして白ワインに合わせます。
その美しさはまるで天使のハーモニーです。
レモンだけでは黄色一色なので、そこに少量の皮付きリンゴを加えることにしました。
それが大正解だったということです。
真っ赤なりんごの皮とレモンの黄色が絶妙のハーモニーを醸し出したのです。
完成したサングリアを冷蔵庫でゆっくり寝かして、十分に冷えたところで頂きました。
りんごをひとかけら加えるだけで、お味の深みが格段に増したような気がします。